柴崎 陽介(40)
礼文町地域包括支援センター社会福祉士
青森県十和田市出身
介護福祉士、社会福祉士、
主任介護支援専門員(更新できていない)
《プロフィール》
十和田市在住時、主として市内の医療・介護事業所にて勤務。2012年に、同市内の医師やケアマネジャーら有志とともに自主団体「ライフリンクとわだ」を立ち上げ。以降、「医療と介護からの地域づくりへのお手伝い」を目的に県内の有志とともに活動。
2017年4月、僻地・離島での実践を希望し、現地への交通手段がフェリーのみの離島、北海道礼文町へ移住した変わり者。「行政・専門職として、地域に対して自分が主体的に何かをする」のではなく、「まずは地域の仲間に入れてもらい、住民と一緒にこれからの地域を考える」ということをモットーに、最北の島での移住生活を満喫中。なお、礼文島にはヒグマは生息していない。
~ひとこと~
十和田市時代、医療・介護連携づくりの活動をしている最中、県内で先進的な実践をされている皆様と出会い、その交流の中で生まれた「青森サミット」がここまで継続し、そして今回、演者としてお招きいただけることに際して、青森の仲間の皆様には多大なる感謝を申し上げます。今回の基調講演では、地元十和田市での活動から「青森サミット」を開催するに至った経緯と、現在住んでいる北海道礼文町のことにも触れながら、人のつながりや地域づくりに関してのお話をさせていただきます。
今回の青森サミットへ参加される皆様が、少しでも「人がつながることの素晴らしさ」を感じていただくことができれば幸いです。皆様とお会いできることを楽しみにしております!
第Ⅱ部 15:00~17:30
「Discovery むつ project」はむつ市の人・街・文化の再発見を共有するコミュニティとして、既存の団体にとらわれず自分達が住む街の活性化に向け何か出来ることはないかを合言葉に、むつ市が好きな4人で平成25年2月6日に活動を開始。
主な活動はインターネット上の交流サイト「Facebook」を通じて展開しています。
人をキーワードに「むつの人紹介」としてあまり知られていないむつ市出身の方を中心に紹介、Facebookを通じて新たな出会いを創出する「交流会の実施」も行っています。
街をキーワードに「イベント紹介」としてむつ市にある既存団体の各種事業を紹介、併せて「ショップ紹介」も行っており、どちらも紹介というよりは宣伝に近い形で、少しでも集客の一助になればと考えています。
文化をキーワードに「イベントサポート」としてむつ市内、市外を問わず、事業のサポートを行っています。「個人活動の紹介」として団体には所属していないけれど、個人で文化的活動を行っている方を紹介しています。「イベントの開催」では自分達が楽しいことはきっと皆も楽しいはずだという、自己中心的な考えから各種イベントを開催しています。
イベント実績としては約20回を数え、中でも最大のイベントとなったのが2014年6月2日に行った、「宮下市長に届け、ひかりのアゲハ」です。2014年5月19日に逝去した宮下順一郎全市長に感謝の気持ちを届けようと懐中電灯などの光を使ってアゲハチョウの夜景を描くイベントを開催し、約500人の市民が参加しました。
Discovery むつ project
高屋 龍一
青森サミットは、医療・福祉・介護の連携づくりを目的に、それらに関する独自の活動をしている個人・団体にプレゼンテーションしてもらう会です。
2015年に十和田市、2016年に青森市で行われたサミットでは、プレゼンテーションと交流会により多くの個人、団体のつながりづくりに貢献してきました。
青森サミットを開催してきて2年、私たちは、医療・福祉・介護だけではなく、地域ともつながらなければ!と考えるようになりました。
そこで、青森サミット2017は、「包括的な地域づくり」のため、医療・介護・福祉のみならず、地域おこしやまちづくりに携わる方々、そして、青森に暮らす皆さん一人一人と、知り合う・つながる会として、発展します!
青森サミット2017 参加申し込み
※は必須項目
イラスト・デザイン 足立 鈴子
プログラム
総合司会
フリーアナウンサー 柳瀬わかな
プレゼンター紹介
第Ⅰ部 13:00~14:40
【基調講演1】
青森サミット~医療・介護からの地域づくりをめざして~
柴崎 陽介
礼文町地域包括支援センター 社会福祉士
青森サミット発起人
青森サミット2015実行委員長
十和田市出身
【活動報告1】
鹿内 葵
総合型地域スポーツクラブ
特定非営利活動法人 スポネット弘前 理事長
一般社団法人 権利擁護あおい森ねっと 理事
佐藤 ゆきゑ
弘前暮らしの保健室 代表
野口 拓郎
弘前大学COC推進室 助教
キャンナス弘前
阿部 明美
私は、看護師として6年病院で働き、結婚後はずっと主婦をしていました。子育ても少し自分の時間を持てるようになり、今の自分が無理なく看護師として何か出来ることはないか、と思っていた時にキャンナスの存在を知りました。
訪問ボランティアナースの会「CANNUS(キャンナス)」は、有償で、看護師が同じ地域の仲間として介護や看護を自分のできる(can)ことをできる範囲でするナース(nurse)のことです。年齢や、病気、障害に関係なく地域で自分らしくそこにありつづけたい人や、在宅介護をされている家族に寄り添い、ほんの一時でもお手伝いできるように日常的に家庭で行われているケアを提供したいと思います。公的サービスでは賄いきれない部分で困っていたり、心細い思いをしている人がいるならば、キャンナスはインフォーマルなサービスとして支え、希望に応じてフォーマルなサービスとも積極的につながり合って、輪になっていけるよう努力したいと思います。
吾郷見守りたい
澤内 正志
「吾郷見守りたい」は発足して5年目になりますが、私たちは吾郷町内会の協力のもとに町内に設置されているゴミ収集箱から、アルミ缶スチール缶、新聞紙等を収集し、更に分別し業者に引き渡し、その活動資金を活用して、今は5つの見守り活動を行っています。
私たちの活動と共に、他の団体の発表をヒントにして、地域で何ができるか一緒に考える機会になれれば幸いです。その中でいろいろな団体が各地域に生まれ、それぞれの活動をすれば、地域と人々との信頼関係がつながることができると確信します。
また「十和田市赤十字奉仕団」に全員加入して、活動しています。
【活動報告2】
高屋 龍一
Discoveryむつproject
阿部 明美
キャンナス弘前 代表
橘 友博
ライフリンクとわだ 事務局長
境 江利子
スマートフットワーク 代表
あんよセラピー 主宰
澤内 正志
吾郷見守りたい
千島 真希
たすけあいたい浪岡 チームフクロウ
笹森 佳子
Link with~つながろう青森~ 代表
青森サミット2017
主催:ひろさきナラティブ.net
後援:青森県
公益社団法人青森県医師会
一般社団法人青森県歯科医師会
一般社団法人青森県薬剤師会
公益社団法人青森県看護協会
公益社団法人青森県社会福祉士会
一般社団法人青森県介護福祉士会
社会福祉常人青森県社会福祉協議会
公益社団法人青森県介護支援専門員協会
弘前市市民参加型まちづくり1%システム支援事業
【基調講演2】
『まち』そだては『ひと』そだて
村上 陽心
NPO法人 横町十文字まちそだて会理事長
レストラン御幸 店長
ダイニングゴエモン 代表
十文字カフェ 代表
名前をクリックすると、「プレゼンター紹介」にリンクします。
《プロフィール》
鹿内 葵(39) 弘前市出身
NPO法人スポネット弘前 理事長
一般社団法人あおい森ねっと 理事
日本体育協会公認クラブマネジャー
社会福祉士 介護福祉士
独身(少子化に貢献↓)
NPO法人スポネット弘前 理事長
一般社団法人権利擁護青い森ねっと 理事
鹿内 葵
大学で社会福祉士、介護福祉士を取得し、意気揚々と介護施設に就職するも、理想と現実のギャップにわずか9か月で仕事を辞める(辞めさせれらる?) 。ゼロからのスタートとして、大学院時代に、スポーツ少年団の活動に関わり、そこから「いつでも、どこでも、だれでも」楽しめるスポーツ環境を目指し、特定非営利活動法人スポネット弘前を設立し、それをちゃっかり「地域福祉とスポーツ」をテーマにした修士論文にする。現在は、様々な定期活動やイベントをおこないながら、スポーツを通じた地域づくりの仕組みをつくっています。
また、社会福祉士として、なにかできないかと思い続け、キーパーソン不在によっておこる様々な問題に直面し、それを解決する仕組みづくりを目指し、「一般社団法人あおい森ねっと」を設立し、社会福祉士として、成年後見活動等をおこない、マイノリティの支援にむけた仕組みづくりの活動も行っています。
弘前暮らしの保健室 代表
佐藤 ゆきゑ
20年間の在宅看護(訪問看護)を経験し、利用者様やご家族の方のいろいろな相談を受け、「もっと気軽に相談できるところが地域にあればいいのに」と感じていました。
例えば「退院と言われたが自宅で介護できるのかしら?」「介護って何?」「介護保険って?」・・・
私たちでできないか?
いいお手本があったのです。
私たちの大先輩 秋山正子さん が暮らしの保健室を・・・
同じ思いを持った5名で開始しました。
現在、弘前市清水交流センターを拠点に月2回開催しています。
弘前大学COC推進室 助教
野口 拓郎
弘前大学COC推進室で教員兼地域コーディネーターをしております、野口拓郎と申します。
生まれは茨城県でして、学生時代は都内で過ごし、卒業後は広島県・島根県の農山村で地域おこしの仕事をしておりました。まだ弘前での生活も3年足らずという状況ですが、この度のサミットにて活動報告をさせていただくこと、非常に嬉しく思っています。
地域活動をスタートさせてから一貫して大事にしているものが、「役割の創出」になります。個々人が持つ特徴と、地域の課題をマッチングさせ、課題解決を図っていくアプローチを長年しております。当日はその事例についてご報告させていただきます。
ご来場のみなさまと交流できること、とても楽しみにしております。